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20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 [映画 *数字・アルファベット]


映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック Vol.3
「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」、観ました。

人気コミックを映画化し、3部作として制作された「20世紀少年」もいよいよ最終章。
“ともだち”に支配された全世界と、それに立ち向かうかつての同級生達とケンヂの姪カンナ。
“ともだち”の予言は、いよいよ世界滅亡の日がやってくると言うものだった。
そんな中、ギターを背負いバイクに跨ったあの男が現れる・・・。

本日(もう昨日か)公開初日、さっそく行って来ました~^^
「第1章」で面白さに引き込まれ、「第2章」公開までの間を待ちきれず原作コミックを一気読みした私
確か年末からお正月に掛けて没頭し、何度かは朝方まで徹夜した日もあったほどです。8ヶ月位、前の出来事という事になりますか・・・。
・・・なんと、自分の記憶力にほとほと驚きましたが、けっこう忘れてしまう物ですね(汗)
いやいや、もちろん大まかな流れも結末も、それはちゃんと覚えてますよ、念のため^^;
それでも、何と言うか“いい具合”に記憶が薄れていて、それが良い方向に作用したのか、「第2章」の時よりずっと映画の中に入り込むことが出来ました。
(前作の時はあまりにも、コミックを読んだ記憶も新しい時期に観賞したため、原作と映画を比べながら観過ぎた所があったというか。)

ものすごく壮大な物語。
過去と現在は入り混じるし、不可思議な世界に変貌した日本や巨大ロボットなどのCGもふんだんに取り入れないといけないし。
「最終章」である本作は、気になる“ともだち”の正体が明かされるラストまで、中々にハラハラさせられ引き付けられるものがあったと思います。
原作の長さを考えれば、どうしても端折らなければならない部分が出てくるのはしょうがない所。
存在自体をカットされたキャラもいるし、エピソードもあるけれど、そういう所を上手く置き換えたり変更したりしながら、手堅くまとめられていたのでは。

ケンヂの歌をバックにエンドロールが流れて、もう終わりかな?と帰られた方が2人3人いらっしゃいましたが、
帰っちゃダメーーー!!絶対っ。
エンドロールの後に、大事なシーンがありますから。
最後のエピソードは、原作よりももう少し膨らませた部分があって、ちょっと胸が詰まって泣きそうでした。
ネタバレ、反転します(あの世界はバーチャルだから、例えケンヂとカツマタ君が友達同士になったとしても、現実世界には作用しないんだよね。現実に“ともだち”が起こしたことは、消えないって事でいいのかな?それだと辛いね。もしケンヂ少年が勇気を出していたら・・・、周りが彼を気に掛けてあげていれば・・・。世界は今と違っていたのかも。神木君の表情が健気でよけいに悲しかったです。

あとすごく感じたのが、歌の持つパワーとかエネルギーってやっぱり凄いってこと。
「グ~タララ~♪」も「20センチュリー・ボーイ♪」も、誰かに勇気と希望を与えていたものね^^

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗  (2009)
 監督 堤幸彦
 唐沢寿明 豊川悦司 平愛梨 常盤貴子 香川照之 石塚英彦
 宮迫博之 小池栄子 山寺宏一 森山未来 小南晴夏 藤木直人 
 佐々木蔵之介 古田新太 佐野史郎 ARATA 六平直政
 黒木瞳 研ナオコ 石橋蓮司 中村嘉葎雄
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十二人の怒れる男 [映画 *数字・アルファベット]


十二人の怒れる男 [DVD]
「十二人の怒れる男」、観ました。

先日観賞した「その土曜日、7時58分」のシドニー・ルメット監督の1957年の作品。
父親を殺した罪で裁判に掛けられた17歳の少年。
事件は十二人の陪審員たちに委ねられ、有罪か無罪かが決められる。
全ての証拠は少年の有罪を裏付ける物ばかりで、陪審員たちの意見も有罪寄り。
そんな中、たった一人、少年の有罪に異議を唱える男がいた。
こうして、十二人の陪審員たちの熱く激しい討論が始まるのだった・・・。

引き込まれました~。
何とも言えない緊張感と、臨場感に溢れていて、自分もこの陪審員たちの白熱の討論の中に身を置いているような気分になっちゃいました。

狭い会議室はエアコンもなく、扇風機も壊れ、うだるような暑さに男たちは辟易としている。
誰もがこの事件は、少年の手により行われた物だと疑いもせず、早々に決定を下しかねない雰囲気の中。
1人の男が、みんなとは違った“無罪”の可能性を示唆します。
当初、圧倒的多数の前に不利に思えた男の意見が、議論を交わすうちにどんな状況になり、陪審員たちの心にどのような変化をもたらすのか・・・。
人を引き付ける題材だという事に加え、議論している中身も台詞と演出で非常に分かり易くなっていて、とても興味深く見る事が出来ました。

少年が犯人であるとするならば、それに伴って湧いてくる疑問を納得がいくまで突き詰める。
そうして導き出された答えは・・・。

人が人を裁くって難しいですね。色んな先入観や思い込みで、目の前が曇っちゃって真実がよく見えない、そんな姿もこの作品では描き出されていました。
そして同時に、陪審員たちの真摯な姿も描いていました。
随分前の映画ですが、現代でも全く色褪せることが無い。
幾ら古かろうが何だろうが、傑作というのは何時の時代にでもちゃんと通用するモノなんだと、思い知らされました^^

12 ANGRY MEN  (1957)
 監督 シドニー・ルメット
 ヘンリー・フォンダ マーティン・バルサム ジョン・フィードラー リー・J・コッブ
 E・G・マーシャル ジャック・クラグマン エドワード・ビンズ ジャック・ウォーデン
 ジョセフ・フィーニー エド・ベグリー ジョージ・ヴィスコヴェッグ ロバート・ウェッバー
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10日間で男を上手にフル方法 [映画 *数字・アルファベット]


10日間で男を上手にフル方法 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
「10日間で男を上手にフル方法」、観ました。

女性誌の記者・アンディは“HOW TOモノ”のコラムを担当しているが、ひょんな事から“10日間で男にフラれる方法”を書くことになる。
一方、広告代理店に勤めるベンは上司から、“10日間以内に愛する女性を見つけること”が出来たら、大手宝石店の担当を任せると言われる。
こうして仕事のために見つけた相手であるアンディとベンは、お互いにそんな思惑があるとは知らずに交際を深めていく・・・。

楽しい作品でした~^^
主演2人が、クスクスと笑わせてくれます。
マシュー・マコノヒーってあんまり好きなタイプではないのですが(スミマセン^^;)、このベンの役柄は可愛かった!
アンディ役のケイト・ハドソンは、スタイルも良いしお茶目だし、見ているうちにどんどん高感度が上がりました^^

アンディは“こんな事をやっては男性に嫌われる”、“女性が気付かずにやってしまいがちななミス”を実践し、10日間でフラれた事を記事にしないといけない訳。
だから、とにかく男性が嫌うことを片っ端からやっちゃいます。
彼の部屋を、否応なくラブリーな雑貨で飾りまくる・・・なんて、女の子は何気にやってしまうことかもしれないですが、あまりいい気分でない事ばかりを、これでもかと仕向けていきます。
ベンはベンで、10日後には上司にアンディを紹介しなければいけないので、どんなことをされても、笑顔で許すのです。
アンディの方はいい加減、フッて欲しいのに思い通りにならない。
この辺のやりとりが、すごく楽しいんですよね~^^

実はお互いに、最初から惹かれていた2人。
ちぐはぐな付き合いを続けながらも、その思いが根底にあるよう。
ベンの家族に招待されたアンディが、家族からとても歓迎されるシーンは微笑ましい。
家族に認められる・・・これは2人の距離が近づくきっかけになります。

そして、お互いが本当に相手を大切に感じるようになった時、仕事の為に付き合っている事が発覚してしまい・・・。
ここからはお約束の展開なんですが、だからといって文句は言わないよ~、って思えちゃう^^そんな作品でした。
結構、下ネタもバンバン出てきますが、アンディとベンがあっけらかんとしていて、嫌らしくないしね。
BSでの放送を録画していてやっと見たのですが、思った以上に楽しめた。
もっと早く観れば良かった~b(^ー^*

P.S. 朝、慌てて書いて出掛けたので、少し手直ししました~。

HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS  (2003)
 監督 ドナルド・ベトリ
 ケイト・ハドソン マシュー・マコノヒー キャスリン・ハーン
 アニー・パリッセ アダム・ゴールドバーグ トーマス・レノン
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B型の彼氏 [映画 *数字・アルファベット]


B型の彼氏 スタンダード・エディション [DVD]
「B型の彼氏」、観ました。

生真面目でお人好しなハミは、運命の出会いを信じる女子大生。
いつの日か出会える運命の人を待ち続け、今だ彼氏なし。
そんなある日、ハミはヨンミンと出会い、彼に運命を感じる。
世間では自分勝手で自己中だと敬遠されているB型のヨンミン。
ハミは彼に振り回されながらも、楽しい日々を過ごすが・・・。

A型のハミが、B型の彼氏ヨンミンの自分勝手に振り回される・・・と言っても、ハミはゾッコンなので、どんな事も良い方に捉えているみたい。
健気で一途な女の子をハン・ジヘが嫌味なく演じていて、好感が持てました。

一方のヨンミンは自己中といっても、ハミが困っていると助けに現れてくれたり、韓国映画らしく花を持って待っていたり・・・、B型ってだけで映画の中では散々な言われ方をしてますが、それ程でもないと感じました。
でも事がお金に関すると、ちょっとルーズな描き方をされていて、(ハミのカードを勝手に使ったり、手品と称して隠したお金を返さなかったり・・・)その辺りは血液型が云々と言う前に、人間としてどうよ?と思わなくもなくて、ヨンミンのキャラがイマイチ魅力不足のような気がしました。

所どころでクスッとはさせられましたが、これと言って飛びぬけた所もない、ごく普通のラブコメ。
当時、現実にも交際をしていたイ・ドンゴン&ハン・ジヘのカップルは、確かに画面からも相手の事を好きで堪らないようなラブラブオーラを発していたような気がします^^

人間を4つのタイプに分けるって、かなり大雑把な気もしますが、血液型による性格のタイプというのは本当に当たるのでしょうか?
これが結構、当たっている所があるから、血液型占いが支持されていたりするんでしょうね^^
B型は個性的な人が多いと言いますが、韓国でも同じような感じで捉えられてましたね~。(しかも、より極端に^^;)。

私はA型なのですが、自分には無い個性の持ち主のような気がしてB型の人が結構好きです^^
何を隠そううちのダンナkunもB型だったりするのです≪(^▽^*)

MY BOYFRIEND IS TYP-B/B형 남자친구  (2005)
 監督 チェ・ソグオン
 イ・ドンゴン ハン・ジヘ シン・イ 
 チョン・リョウォン キム・ジェイン ペク・イルソプ
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20世紀少年<第2章>最後の希望 [映画 *数字・アルファベット]


映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック Vol.2
「20世紀少年<第2章>最後の希望」、観ました。

西暦2015年。
ケンヂとその仲間達は、血の大晦日・人類滅亡計画の首謀者とされていた。
それに立ち向かい、人類を救った救世主として崇められている“ともだち”。世間はともだち崇拝へと大きく傾いていた。
高校生になったケンヂの姪・カンナはそんな中でもケンヂを慕い続けている。

昨年公開された<第一章>を面白く観られたので、楽しみにしていた続編。
<第一章>を観た時と大きく違っている事がありまして・・・。
そう、どうにもこうにも続きが気になって、原作を最後まで読んでしまったのです!
それが良かったのか悪かったのか・・・。

どうも真っ白な目で見られなくなってしまったというか。
<第一章>の時はグングン物語に引き込まれていく感じだったのが、今回は原作を知っている分、微妙に違っちゃった所とか、抜け落ちたシーンとか、気になってしまい。
ものすごく長い原作を2時間とちょっとで語らなければならない訳だから、しょうがないのだけど駆け足感が否めませんでした。
描かれている各エピソードも短くて、慌てて次のシーン・・・みたいな気がして。
もしかして映画だけだとしたら、分かりにくいと感じたかも知れないなぁ。
個人的に涙した、“サダキヨと恩師のエピソード”も無くなっちゃってて残念でした。

小泉響子がお気に入りだったのですが、漫画と激似^^
(とぼけてるように見えて、結構鋭い観察眼の持ち主だった彼女も、やっぱり大分出番が減っていた。)響子を始めカンナも、沢山の登場人物も確かにそっくり。
<第一章>の時は気にならなかったけど、今回は動きもかなり似せていて漫画チックに感じました。

気になる“ともだち”の正体ですが、まだ明らかになりません。
原作では結構あっさり分かっちゃって、その時点で一度緊張の糸が途切れた感覚に陥ったので、謎のまま最終章に突入した方が正解かも。
ていうか、映画と原作って違っちゃうのかしらん?
やっぱり気になるので、最後まで観ちゃうだろうと思います。

[映画館で鑑賞]

20世紀少年<第2章>最後の希望  (2008)
 監督 堤幸彦
 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 藤木直人 小南晴夏 ユースケ・サンタマリア
 小池栄子 森山未来 六平直政 ARATA 古田新太 石塚英彦 宇梶剛士 小日向文世 
 黒木瞳 唐沢寿明
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007/慰めの報酬 [映画 *数字・アルファベット]


007/慰めの報酬~オリジナル・サウンドトラック
「007/慰めの報酬」、観ました。

愛する女性ヴェスパーを失ったボンドは、彼女を操っていた背後を調べるうち、巨大な力を持つ組織の存在に気付く。

「007シリーズ」と言えば、小さい頃からTVの○○ロードショーなんかでよく目にしていたお馴染みのスパイアクション。
TVでやってたら家族で観てたな~、位で、特に劇場に足を運んで観た事はありませんでした。
それが、前作「カジノロワイヤル」でダニエル・クレイグにボンドが交代して、“なんか今までの007と違うぞ”と、その時は映画館に出かけました。(結構そういう人、多かったんじゃないんでしょうか?)
息を呑むアクションシーンにクールなボンド、とにかくシリアスで今までとは雰囲気の違う、新たな007の姿が。
そのボンドが愛する女性を失った1時間後、という設定で今回の物語はスタートします。
そういう設定な訳だから、とりあえず復習がてらもう一度「カジノロワイヤル」を観ようか、どうしようか。
結局、まぁ大丈夫だろうと観ないままで鑑賞。

とにかく、のっけから凄まじいカーチェイスシーンです。
抜きつ抜かれつ、間一髪のボンド。
それが一息つくと、今度は身体を張った市街戦。
でもなんだかカット割が多くて、何が何だか分からないというか、どっちがどっちだか分からないというか、どういう状況になっているのか分かりづらい場面が結構あったような^^;
座った席がちょっと端の方だったので、“そのせいかな?”なんて思ったりもしたのですが・・・。
でも、ダニエル・クレイグのアクションシーンはキレがある、カッコいいです。

やはり復習をしなかったせいか、“誰だっけ?”という人がちょいちょい出てきました(汗)
あと、ボンドが世界各地に飛んで手がかりを追うんですが、“ん、今なにを調べてるんだったっけ?”ってなることもちょいちょい(大汗)
そんな事を考えてるうちにものすごいアクションシーンが始まって、“おぉ~”とそっちにしばし集中、でまた“あれ、今は何を・・・”の繰り返し。
アクションの見せ場はそれぞれすごいけど、1本筋の通ったストーリーとしては何となく掴みづらかった気がしました。
それもこれも復習を怠ったせいなのか、ただ単に私の理解力の無さなのか・・・^^;

しかし!そんな事吹き飛ばすくらい、ダニエル・ボンドは素敵でした~。
とにかく華麗に舞う、飛ぶ、走る。見事なアクションとクールな眼差し^^
そして前回は気付かなかったけど、何を着ても似合う。
スーツからカジュアルまで、そのスタイルにホレボレしました。

ラストのロシアのシーンで、“あ、そうか。こいつを追いかけてたんだ”って思い出して、何となく収拾がついたような、そんな気がして終わりました^^
その時のボンドのコート姿がまたパリッとしてて、実はそれに見とれていた有様。
何となく、まとまりのない文章になってしまいましたね~。
ま、ダニエル・ボンドはまた見たい、って事で(*^ー^*)

[映画館で鑑賞]

QUANTUM OF SOLACE  (2008)
 監督 マーク・フォスター
 ダニエル・クレイグ オルガ・キュリレンコ マチュー・アマルリック
 ジュディ・デンチ ジェフリー・ライト
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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 [映画 *数字・アルファベット]


K-20 オリジナル・サウンドトラック
「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」、観ました。

1949年、“帝都”、そこは極端な階級社会であった。
巷では、富裕層から宝石や美術品を盗み出す怪人二十面相が出没。
その二十面相の宿敵である名探偵・明智と、貴族令嬢・葉子が婚約となり、結納の儀が執り行われる。
最中に現れた二十面相。
しかしそれは、ある男に頼まれて式の写真を隠し撮りしていたサーカス団員・遠藤平吉。
仕掛けられたのは巧みな罠だった・・・。

予告編が面白そうだったし、最近ご贔屓の金城武が主演という事で、楽しみにしていた本作。
予告から感じた通りの、冒険活劇が繰り広げられていました^^
帝都の街並みを俯瞰するシーンは、CGなのでしょうか、でも雰囲気出てました。
西洋文化と和の暮らしが交じり合った帝都。
架空の都市という設定もあってか、どこか作り物っぽくてもそれが良いほうに作用していたと思います。

並外れた運動能力を持つが故に、目を付けられてしまった平吉。
この作品は、アクションシーンも見所いっぱいでした。
ワイヤーを使っての、走る、飛ぶ、舞い上がる・・・金城さんはかなり頑張ってましたね^^
どういう理由でかはネタバレになるので言えませんが、ひたすら走るシーンがあって、その疾走感は観ていて気持ちよかったです。

小学生の頃、図書室の“江戸川乱歩・二十面相シリーズ”みたいなのを借りて読んだりしましたが、表紙の絵といい、なんかおっかなくて、小学生の好奇心をくすぐったものです。
その怪しさを残しつつ、人情あり、切なさあり、アクションありの心躍るエンタテイメントに仕上がっていたと思います。
私はすごく楽しめたし、好きな作品ですね^^
一つだけ気になる点を言えば、若干長く感じたかな~。
調べてみたら137分の上映時間、やはりもう少し短くしても良かったかも。
(私が行ったのを知って子供も行きたい、と言うのでもぅ1回行くかも?です。
そう考えると子供にはちと長いかもなんですよね。まぁ大丈夫でしょうけど^^)

そして今回の金城君ですが、上下黒の服に髪を後ろで束ね、颯爽と駆け抜ける姿が萌えポイントでした(笑)

[映画館で鑑賞]

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝  (2008)
 監督 佐藤嗣麻子
 金城武 松たか子 仲村トオル 國村隼 高島礼子 本郷奏多
 今井悠貴 益岡徹 鹿賀丈史
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252 生存者あり [映画 *数字・アルファベット]


「252 生存者あり」オリジナル・サウンドトラック
「252 生存者あり」、観ました。

関東地方を襲った地震の後、その影響から海面水温が異常に上昇。
これを要因に大型の台風が発生する。
台風は針路を関東地方にとり、東京を直撃。
未だかつてない程の災害に見舞われた東京。
地下鉄構内に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員たちと、生存者救出に全力を注ぐレスキュー隊を描く。

東京を襲う嵐のすさまじさに呆気に取られてしまいました。
あっという間に高波が押し寄せ、機能は麻痺。
逃げ惑う人々のパニック描写は、リアルだったと思います。
そんな中、一番胸が締め付けられたのは元レスキュー隊・祐司(伊藤英明)の娘・しおりが、人波に押し流され母親とはぐれてしまう所。
一瞬手を離した隙に視界から消えてしまう、あの場合手を繋いでいたとしても人垣にもまれたら離れてしまいそうな、相当な勢いです。
自分も子供を持つ身として、あの場の恐怖は考えただけで震えます。
災害っていうのはいつ、どこで起こるかも知れないし、身近に置き換えて考えてしまいました。

地下鉄構内に閉じ込められたのは祐司としおりたち数人。
それぞれの背景を描きつつ、ドラマが展開します。
元レスキューだけあって祐司は頼りになり、そしてそれ以上にしおりの存在が希望を与えてくれます。
全員の望みは1つ、“生還”。

一方、隊長・篠原(内野聖陽)を中心に救出に奔走するレスキュー隊。
篠原は祐司の兄であり、過去の事故で互いに確執を持っている役どころです。
とにかく熱い!時に熱すぎるのではないか?と思える演技でしたが、瓦礫の下の瀕死の人たちを救出し、また救助に当たる隊員たちの命も預かっている隊長という立場を、あの熱い演技が牽引していました。
誰かの為に危険を顧みず活動する隊員たちも皆、隊長に似て熱かった。
内野さん、男臭くて素敵^^でした。

観る前に“こんな話かな~”と思っていた予想を超えることなく、予定調和と言えばそれまでですが、中々に迫力の映像でした。
伊藤君つながりで「海猿」と比較されている方も多いですが、そちらは未見。
考えてみたら今年は邦画を結構観ました、本作で8本目、自分的には快挙です。
今までは邦画を映画館でみるのはどうも・・・と、1本も観ない年がザラだったので、こうしてブログを始めたせいであると思われます。
食わず嫌いならぬ、“観ず嫌い”を改めて、色んな作品に触れたいですね^^

[映画館で鑑賞]

252 生存者あり  (2008)
 監督 水田伸生
 伊藤英明 内野聖陽 山田孝之 木村祐一 桜井幸子 大森絢音 MINJI
 香椎由宇 山田太郎 杉本哲太 温水洋一 松田悟志 西村雅彦 阿部サダヲ
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1408号室 [映画 *数字・アルファベット]


1408 [Original Motion Picture Soundtrack]
「1408号室」、観ました。

各地の心霊スポットを取材し、その体験を本にしている作家のマイク。
実は彼自身、幽霊の存在は信じていない。
その証拠に今までの取材先はどれもこれも恐怖とは程遠いものだったのだ。
ある日、マイクの元に一枚のハガキが届く。
NYにあるホテルの1408号室には絶対入るな、と書かれていた。
興味を示した彼は支配人の制止も聞かず、半ば無理やりその部屋に宿泊するのだった。
これが本当の恐怖の始まりとも知らず・・・。

ただ今上映中の「ブラインドネス」と本作、どちらにしようか迷っていたのですが、どっちも何だか怖そうだし。
とりあえず104分と尺の短さからこの「1408号室」の方がサックリ観られるかな?と思い決めました。
キング原作の映画化だそうです。
キングと言えば先に鑑賞した「ミスト」を思い出しますが、こちらはあれ程ドスンと重いパンチは貰いませんでした。
鑑賞後に胸がつっかえるようなサスペンスや心底凍るホラーと言うよりも、次々に繰り出されるビックリな展開にハラハラドキドキ・・・と言う感じ。
1408号室=部屋自体が、何ともいえない不思議空間となりマイクを襲うのです。

部屋に入ってからは、マイクを演じるジョン・キューザックの一人舞台。
最初はタカをくくっていた彼が、後悔し始めるのにさほど時間はかからない程、恐ろしい自体に見舞われます。
確かに観ているこちらもビクビクモノです。
・・・が今回初めて、“恐怖と笑い”は紙一重という不思議な感情に気づきました!
このブログでも何回も書いてますが、私はホラーが苦手な方なので“恐ろしや~”って観てたのですが、同時に妙に笑いそうにもなる場面が何度かあったり・・・^^;
(ちょいネタバレ?反転しときます)あまりにも怒涛のごとく襲ってくる幻覚(?)に、何故か笑いが・・・^^; いやでも、一番最初に「トイレットペーパーの三角折」がツボだった。“えーーーっ、まずそこかいっ”って。

この位のホラーなら、苦手な人でも大丈夫かな~、って感じ。
でもラストなんかは意味深で・・・?
誰かとあぁだこぅだ言いながら観るのが向いているかも、な映画でした。

[映画館で鑑賞]

1408  (2007)
 監督 ミカエル・ハフストローム
 ジョン・キューザック サミュエル・L・ジャクソン メアリー・マコーマック
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P.S.アイラヴユー [映画 *数字・アルファベット]


P.S.アイラヴユー
「P.S.アイラヴユー」、観ました。

時にはケンカもするが、お互いをかけがえのない相手として愛する一組の夫婦、ホリーとジェリー。
歌とジョークが大好きな夫ジェリーは、いつも妻ホリーを笑わせ、その場を和ませる天性の明るさを持つ男だった。
そんなジェリーが突然他界、一人残されたホリーは孤独と喪失の日々を送る。
誕生日を迎えたホリーの元に、ケーキとメッセージが届けられる。送り主は今は亡きジェリー。
それからホリーの元に定期的に届く夫からの手紙。
そこには夫からのメッセージが込められ、彼の導くまま行動するジェリーだった。

すごく楽しみにしていた映画です。やっと観に行けた。
なにより夫役のジェラルド・バトラー目当てでした^^
・・・思ったより、というか予告編からイメージしていた雰囲気と、自分の中で微妙に食い違ってました。
しっとりと泣かせてくれる映画なのかな~、と思ってたのですが結構コメディ要素ありです。
そしてそのコメディ要素が、自分的にはイマイチ(すみません^^;)でした。

実は映画冒頭の、夫婦ゲンカからひともんちゃくあって、仲直り・・・という一連のシーンが、ちょっと長く感じちゃって。そこで“アレレ?”って思ってから乗り切れてなかったかも。
ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー、実力派の息のあった演技合戦のような見せ場だと思うのですが・・・。

ホリーに感情移入できなかったのが原因か、ジェラルド・バトラーの笑顔にもクラリとこなかった、残念です^^;
夫からの手紙で立ち直っていくという設定は良いと思ったのですが、逆にその手紙に縛られて忘れられなくなってしまうのでは?と気になったり。
早く次の相手を見つけて欲しいと願っている(?)夫のお膳立ても、あのアイルランドの一夜のシーンで“ホリー、行き過ぎだよ”、と感じたり。

夫婦2人が出会った思い出の場所であるアイルランドの風景は、メチャクチャきれいで、すごく行ってみたくなりました。そのシーンは、ちょい恥ずかしいくらい甘いけど、結構素敵な感じではありました。
あと、ヒラリースワンクの派手な色彩の衣装が可愛かったです。

上映時間が長く感じちゃって残念。
エンディングテーマも日本の曲に差し替えられていて(その曲自体は全然素敵なのですが)、そういう据わりの悪さみたいなものを全般に感じてしまいました。
今回辛口ですね、すみません^^;

[映画館で鑑賞]

P.S.I LOVE YOU
 監督 リチャード・ラグラヴェネーズ
 ヒラリー・スワンク ジェラルド・バトラー リサ・コドロー
 キャシー・ベイツ ハリー・コニック・Jr
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