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少しお休みさせて頂きます [日記]


私事ですが、このところ少し忙しくしておりまして、
今月に入ってから、まったく更新が出来ていませんでした。 

来月くらいまではこんな感じになってしまいそうですので、
ここは暫らくの間、ブログをお休みしようかと思います。

せっかくコメントやTB、nice!をいただいてもお返し出来ないのも心苦しいので、
こちらも来月まで閉じさせていただきます。
それでは、また来月に。


英国王のスピーチ [映画 *あ]


英国王のスピーチ (コリン・ファース 主演) [DVD]
「英国王のスピーチ」、観ました。

吃音に悩む英国王ジョージ6世が、自身の努力と周囲の助けを駆りながら吃音症を克服していく姿を描いた実話を元にしたドラマ。

おめでとうございます!
本日行われたアカデミー賞で、見事「作品賞」、「監督賞」、「主演男優賞」、「脚本賞」の4部門を受賞しました。
26日の土曜日から公開され、私は昨日の日曜日に観に行ってきたのですが、やっぱりお客さんは沢山でした。
事実上、作品賞は本作と「ソーシャル・ネットワーク」との一騎打ちのように言われていましたが、蓋を開けてみると、こういう結果になりましたね。
今だからそう思うのかもしれませんが、何となく納得の結果だった気がします^^
結果を知って一番に思ったのが、「やっぱりそうなったか~」でしたから。
(でもやっぱり、個人的に好きなのは「インセプション」なんだけど^^)

現エリザベス女王の父親であるジョージ6世が、王位を継承する以前のヨーク公だった時に出会ったのが、言語聴覚士ライオネル・ローグ。
王族である事から人前でスピーチする機会の多いヨーク公は、吃音で悩み何人もの医師にかかったが症状は良くなる兆しをみせなかった。
そんな時、妻であるエリザベス妃が見つけたのが言語聴覚士ライオネル。
相手が王族であろうと対等な立場で接するライオネルの矯正法は、今までのそれとは全く違った風変わりなものに見えました。
初めは警戒していたヨーク公でしたが、あれほど治らなかった彼の吃音が快方の兆しを見せ始めるにつれ、ライオネルへの信頼が深まっていくのだった。

思慮深く控えめな雰囲気のジョージ6世が、実は短気なかんしゃく持ちだったり、粋なジョークが好きだったりと、とても人間的で好感が持てました。
立場上、抑制しなければならない事も多く、その気苦労は私たちが想像できる範囲を超えているのではないか、と思います。
そんな抑圧された心を解き放つように、ライオネルはヨーク公の口から様々の言葉を引き出そうとします。
“思いっきり言ってしまえ~”と背中を押されて卑猥な言葉を連発するヨーク公には、思わず噴出してしまいました^^

ライオネルはヨーク公の吃音の原因を探ろうと、彼の過去に遡る事を試みます。
そこで明らかになるのは幼少の頃から、様々な抑圧を受けて育ってきた事実でした。
過去のトラウマが及ぼす力の大きさ、幼いヨーク公の心は周りの人たちに傷付けられてしまっていたのです。
ライオネルは真摯に向かい合う事で、ヨーク公との間に信頼関係を築いていきます。
人から受けた心の傷を、人との信頼で癒していく、とでも言うかのように・・・。

主演男優賞を受賞したコリン・ファースの演技もさることながら、ライオネルを演じたジェフリー・ラッシュも素晴しかった。
彼の助演があってこそ、という部分も大きいような気がします。
ヨーク公がやがて英国国王を継承し、ジョージ6世となってからもライオネルは王を支え続けたそうです。
そしてもう一人、忘れてならないのがヘレナ・ボナム=カーターが演じたエリザベス妃。
王族としての品位を保ちながら、精一杯の友情を表す姿が素敵でした。
夫を愛する妻の顔も可愛かったです^^

ともあれ、おめでとうございます。
これから公開されるその他受賞作も、楽しみです~。

THE KING’S SPEECH  (2010)
 監督 トム・フーパー
 コリン・ファレル ジェフリー・ラッシュ ヘレナ・ボナム=カーター
 ガイ・ピアース ティモシー・スポール デレク・ジャコビ マイケル・ガンボン

ジュリー&ジュリア [映画 *さ]


ジュリー&ジュリア [DVD]
「ジュリー&ジュリア」、観ました。

1960年代にフランス料理本を出版した料理研究家のジュリア・チャイルドと、彼女の料理本のレシピ524品を1年間で全て作り上げブログにアップすることを決意したジュリー。
およそ50年という時間の壁を越え、料理という不思議な縁で繋がった2人の女性の姿を描いた、実話に基づく物語。

外交官である夫の赴任先であるパリにやってきたジュリアは、歴史ある街並みと美味しいもので溢れるマルシェに魅せられる。
食べることが大好きな彼女は料理学校に通い始めるが、やり出したら後には引かない性格から、コルドン・ブルーのプロ向きの教室に飛び込む。
持ち前の負けん気で、素人同然からメキメキと上達。
知り合った料理仲間たちと、アメリカ人に向けたフランス料理本の執筆を始める。

一方、現代のNYに住むジュリーは市民相談係として働き、主に9・11後の市民からの相談に対応している。
友人達はキャリアウーマンとして時間を惜しむように働いているが、ジュリーは物書きになる夢を捨ててしまった。
今は夫と2人で、ピザ屋の2階にあるオンボロアパートでささやかな毎日を送っている。
そんなジュリーも料理が大好き、特にジュリア・チャイルドの大ファン。
彼女はある日、ジュリアのフランス料理のレシピ全制覇を目標とし、ブログに記事を載せることを思いつく。
期限は1年、ジュリーの毎日が慌しく動き始めるのだった。

時間も場所も異なる所に暮らす2人の女性の奮闘ぶりを明るいタッチで綴っていきます。
特にメリル・ストリープ演じるジュリア・チャイルドの突き抜けた陽気な性格は、観ているこちらまで元気になります^^
ジュリア本人はどんな人か知りませんが、きっとメリルが演じるような話し方をして、あんな仕草をする人なんだろうな、と想像がつくような役作り。
いつもながらメリルの芸達者ぶりを堪能できます。

ジュリーの方はこちらも若手(でいいかな^^)の実力派、エイミー・アダムス。
ディズニーのお姫様に扮した「魔法にかけられて」、メリルとの共演「ダウト~あるカトリック学校で~」など、真っ直ぐなんだけどそれがかえって一癖ある人になってしまってる・・・みたいな人物を演じさせたら一品。
今回もちょっとドジだけど一生懸命さが憎めない女性を演じていました。

2人は明るい女性ですが、人はどんな時も絶えず笑顔でいられる訳ではありません。
ジュリアもそう、ジュリーもそう、彼女達も時には心を痛める出来事に見舞われるし、涙を流す日もあります。
そんな時に側で見守る彼女達の旦那様、包み込む優しさが素敵な男性達でした^^
ジュリー&ジュリアの物語であり、夫婦愛の物語でもあったと思います。

本筋と逸れたところですが、インテリアやキッチン小物なども楽しんだ~。
ジュリアが住むパリのアパルトマンも良かったですが、ジュリーのNYのオンボロ(設備がボロって事で中身は言うほどボロじゃない)アパートがモロ好み。
本棚に本が沢山並んでるのが好き、雑多に積み重ねたように物が一杯の部屋が好き、大きなソファで寝転ぶのが好き、そんな素敵が詰まった部屋でした^^

JULIE & JULIA  (2009)
 監督 ノーラ・エフロン
 メリル・ストリープ エイミー・アダムス スタンリー・トゥッチ クリス・メッシーナ
 リンダ・エマンダ メアリー・アン・ライスカブ ジェーン・リンチ

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 [映画 *は]


パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 [DVD]
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」、観ました。

ギリシャ神話の神・ポセイドンと人間の間に生まれた少年、パーシー・ジャクソンの冒険を描いたファンタジー・アドベンチャー。
原作はアメリカのベストセラー児童文学。

今月に入ってから、自分にとっては結構な数の映画を観ていて、感想が追いつけずにいます。
映画を沢山観ると言うことは、それだけ他のなにかしらの時間が削られているわけで、さて何の時間を削るかと言えばパソコンの前で記事を書く時間・・・になってしまっている次第です。
この「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」も今月の初め頃に観たので、もう半月以上が経ってしまい、微妙な感想しか書けないかも^^;スミマセン。
劇場鑑賞したものは先に記事にしているので、残っているのはレンタルや録画で観た映画。
その数がまだ12本!も!ありました、ひぇぇ~。
これは全部記事に出来るかちょっと自信が無くなってきています^^;

17歳の高校生、パーシー・ジャクソンはある日、自分の父親がポセイドンだと聞かされ驚きます。
そう言えば水の中がやけに落ち着く場所であるし、素潜りで何時までも平気、という変わった特技も持っていた。
オリンポスではゼウスの稲妻が盗まれ、その犯人がパーシーと言うことになってしまっているらしい。
身に覚えのない罪で追われる事になったパーシーは、自身の潔白を証明するために行動を起こすのだった。

物語を端折っているからなのか、それとも元々そうなのかは分かりませんが、いきなり強引な展開で物語が幕を開けました。
だってパーシー、自分の出自を知らないのにどうやって稲妻を盗むのさっ、って話です^^;
思わず突っ込まずにはいられませんでした(笑)
ま、そこは陰謀を張り巡らせる悪役の仕業だという事で、深く追求するのは止めました。
じゃないと映画が楽しめなくなっちゃうし^^

パーシーは無実を証明するために、同じくデミゴットである仲間3人と冒険の旅に出る。
その先々で待ち構える敵を倒しながら、友情を深め結束していく、青春モノの一面もありました。
原作はシリーズらしいのですが、映画もシリーズになるのかな。
ちょっと調べたら2012年に続編が公開予定・・・ってなってました。
が、こういうファンタジー物も乱立につき食傷気味、以前ほど触手が伸びないですね^^

PERCY JACKSON & THE OLIMPIANS:THE LIGHTNING THIEF  (2010)
 監督 クリス・コロンバス
 ローガン・ラーマン ブランドン・T・ジャクソン アレクサンドラ・ダダリオ
 ピアース・ブロスナン ユマ・サーマン ケヴィン・マクキッド キャサリン・キーナー
 ジェイク・アベル スティーヴ・クーガン ロザリオ・ドーソン ショーン・ビーン

ヒア アフター [映画 *は]


ヒア アフター [DVD]
「ヒア アフター」、観ました。

死を身近に体験した人たちの苦しみと、そこから新たな一歩を踏み出す姿を描いたヒューマンドラマ。
監督は「インビクタス/負けざる者たち」「グラントリノ」のクリント・イーストウッド。

フランスの女性キャスター・マリーはバカンス先のビーチで大津波に巻き込まれ九死に一生を得る。
意識を失っていたその時、彼女は光に包まれ音の無い世界を体験した。
サンフランシスコで作業員として働くジョージは死者と対話できるという能力を持っているが、その力ゆえに生き辛い人生を歩んで来た。
イギリスに住む少年・マーカスは双子の兄・ジェイソンを事故で亡くし、悲しみから抜け出せずにいる。
死をめぐる体験から孤独や喪失感を味わう登場人物たちが、苦しみを乗り越え生きていく再生の物語。

イーストウッド監督らしい語り口でした。
“来世”や“スピリチュアル”といった謳い文句のイメージほど現実離れした話でもなく、図らずも死を身近に感じてしまった人達の孤独や苦しみをしっかりと描いていました。
霊能力を持つジョージも、その力を授かったが故に起こる周りとの摩擦や、実の兄にさえも彼の本意を理解してはもらえない、といった彼の人生の苦悩に重点を置いていたと思います。
ともすれば幻想的になり過ぎるところを、地に足の付いた物語にしている辺りは流石、イーストウッドだと感じました。

双子の兄を亡くしたマーカスは、現実を受け入れられずに兄を捜し求めます。
大切な人を失った喪失感を埋めてくれるものを求めては絶望を繰り返す少年の姿には、胸が痛みました。
演じた少年の表情の乏しさが、一層辛さを感じさせて・・・。

それぞれ違う人生を生きていた3人が、まるで運命に導かれるように1つの場所に集まり、その人生を交錯させるラストシーン。
ジョージとマーカス、2人の場面はやっぱりグッと込み上げるものがありました。
マーカスが兄の死を受け入れ新たな一歩を踏み出そうとする手助けになったのは、ジョージの持つ能力と言えると思うのですが、ジョージの優しさこそが最後の一押しになったような気がします。

ラブシーンは少し唐突だったようにも思えたのですが、人との出会いにはこんな不思議な運命もあるのかもしれません。

死を通じて生きることを描いていたのではないでしょうか。
登場人物たちが前進しようとする姿勢が窺える、希望の持てるラストで良かった。
流れる音楽もイーストウッドらしい、素朴だけど優しい音色でした。

HEREAFTER  (2010)
 監督 クリント・イーストウッド
 マット・デイモン セシル・ドゥ・フランス フランキー・マクラレン ジョージ・マクラレン
 ジェイ・モーア ブライス・ダラス・ハワード マルト・ケナー ティエリー・ヌーヴィック

マザーウォーター [映画 *ま]


「マザーウォーター」 [DVD]
「マザーウォーター」、観ました。

京都を舞台に、そこに暮らす人々の姿を描く。
小林聡美、もたいまさこ、小泉今日子、市川実日子らが共演。

いわゆる癒し系のドラマって所でしょうか。
「かもめ食堂」や「めがね」なんかと同じ路線と言っていいのかな~。
今回は水がキーワードになっていて、ウイスキーしか出さないバーの主人セツコ(小林聡美)は水割りのグラスをクルクルと回しています。
カフェを営むタカコ(小泉今日子)は毎日コーヒーをドリップし、ハツミ(市川実日子)は街のお豆腐屋さん。
銭湯の主人オトメ(光石研)とバイトのジン(永山絢斗)。
そしてもたいまさこ演じるマコトはこれらの店を行ったり来たり・・・と。

毎日の何気ない暮らしを描いた作品で、確かに癒される画は満載。
登場人物たちはいつも何かしら、美味しそうなものを頬張っているし、インテリア雑誌のようなシンプルでオシャレな空間も参考にしたりして楽しめる。
まったりとした空気に浸りたい時にはいいのかもしれませんね。

しかし、如何せん平坦過ぎました。
何時まで経っても何も起こらない^^;
場面場面の繋ぎ合わせで、あとは登場人物たちの会話劇。
その登場人物たちの会話も、意味が有る様な無いような・・・。
始まってちょっとしてから、“もしかしたら、この調子で最後まで行くかもな。”と思ったら、その通りでした^^;
余りに静かな展開に、場内からイビキが聞こえてきて。
普段だと“映画館で寝るなら家で寝てちょうだい!”と思ったりするのですが、今回ばかりはそれもちょっと納得な自分がいました(笑)

これは好みの問題で、私のそれとは外れていたんでしょうね。
私は映画にはもう少しストーリーがある物、ドラマ性を求めてしまいます。
2時間なら2時間、映画を観ているその間、色んな夢を見させてもらいたいのです。

マザーウォーター  (2010)
 監督 松本佳奈
 小林聡美 小泉今日子 市川実日子 光石研 
 加瀬亮 永山絢斗 田熊直太郎 もたいまさこ

特攻野郎Aチーム THE MOVIE [映画 *た]


特攻野郎Aチーム THE MOVIE(初回生産限定) [DVD]
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」、観ました。

80年代の人気TVシリーズの映画化。
Aチームリーダー“ハンニバル”にリーアム・ニーソン、共演はブラッドリー・クーパー、シャールト・コプリーら。

TVシリーズは名前こそ聞いたことはありましたが、一度も観たことはありませんでした。
しかし映画を観た印象から、とても面白かったんだろうな~と想像できました。
Aチームメンバーのチームワークの良さ、それぞれの個性と長所を生かした作戦の数々には、胸のすく様な爽快感がありました^^
これぞハリウッド!なド派手アクションの中には、ちょいとトンデモなシーンもありますが、そんな所に目くじらを立てずに素直に楽しみたい作品。

とにかくAチーム格好良すぎ^^
メンバーから慕われているリーダー・ハンニバルを演じるリーアム・ニーソン、相変わらず良いですね~。
慕われて当然の人望、行動力、カリスマ性を持つ男を、これまたピッタリに演じ上げていました。
物資調達にかけては右に出るもの無しのイケメン・フェイスにはブラッドリー・クーパー。
空中戦の天才・マードックには「第9地区」の怪演でも注目したシーャルト・コプリー。
マードックのせいで飛行機恐怖症になってしまうお茶目な空挺部隊員・B.A.のクイントン・ジャクソン。
愛すべき面々に心踊らされました^^

その他にもフェイスの元カノで軍の大尉という女性にジェシカ・ビール。
FBI捜査官・リンチにパトリック・ウィルソン等など、要所を締める脇役もピリッと効いていて宜しい。
特に思い通りにならないと子供のようにキレるパトリック・ウィルソン、ウケました^^

終わり方がこれまた素敵。
ハンニバルのお株を奪うフェイスの台詞に、思わずニンマリ。
あの後の脱出作戦も観てみたかった^^
続編を期待させる終わらせ方、でしたよね。
是非、製作してもらいたい!^^

THE A-TEAM  (2010)
 監督 ジョー・カーナハン
 リーアム・ニーソン ブラッドリー・クーパー シーャルト・コプリー クイントン・ジャクソン
 パトリック・ウィルソン ジェシカ・ビール ジェラルド・マクレイニー ブライアン・ブルーム

バレンタインデー [映画 *は]


バレンタインデー [DVD]
「バレンタインデー」、観ました。

バレンタインデーの一日、様々な人々の恋愛模様を綴ったラブストーリー。

今日はバレンタインなので、タイムリーな作品を選んでみました^^
大小さまざまのエピソードを綴り、バレンタインデーで心浮き立つ人々の姿を描いています。
登場人物たちの誰かと誰かが何処かで繋がっていて、各エピソードに微妙な関連性を持たせてある。
・・・こういうスタイルでピンと来るのが、クリスマスを舞台に愛を高らかに語った「ラブ・アクチュアリー」。
路線はほぼ同じだと思いますが、わたし的には“気分盛り上がり度”も“愛ゆえの切なさ度”も「ラブ・アクチュアリー」の方に軍配を上げてしまいます^^;
と言っても、本作もとっても幸せでほんわかとした気持ちに包まれるのは同じ。
愛で彩られた数々の物語を、豪華キャストたちが演じているので楽しめますし^^

アメリカでもバレンタインデーは恋人達にとって大切な1日なんですね。
日本のようにチョコレート!なんて事はありませんが、花屋さんは大忙しのようです。
アシュトン・カッチャー演じる花屋さんが一番のメインキャストで、彼から広がる人間関係を繋いでストーリーがで出来ている感じでした。
さて、その中でどのエピソードが好きかな?と思い起こしてみたけど、これ!って言う飛びぬけたものが無くてちょっと平均的かもしれないです。
強いて言うなら、ジュリア・ロバーツ?
ここで「ラブ・アクチュアリー」なら絶対、エマ・トンプソンの話と(中年夫婦の悲哀に泣ける)、キーラ・ナイトレイ演じる花嫁さんに恋する青年のエピソード(切なくも清清しい片想い)って声を大にして主張するのですが。
(大好きなモンで、ついつい比較しちゃう・・・許してください^^)
そう言うのが直ぐに出て来ないところに、本作を大人しく感じてまう所以が有るのかも知れないです。

我が家でも、一応お父さん(=ダンナkun)にチョコレートを用意してますが、例年の如く、きっと殆どが娘のお腹に入って行くはず。
かく言う私も、お徳用サイズの袋入りチョコを買ってきてチョビチョビやってます、美味しい!
・・・あぁ、太るかも・・・^^;

VALENTINE’S DAY  (2010)
 監督 ゲイリー・マーシャル
 アシュトン・カッチャー ジェニファー・ガーナー ジェシカ・アルバ パトリック・デンプシー
 アン・ハサウェイ トファー・グレイス クイーン・ラティファ ジェシカ・ビール 
 ジェイミー・フォックス キャシー・ベイツ エリック・デイン へクター・エリゾンド
 ジョージ・ロペス エマ・ロバーツ テイラー・ロートナー テイラー・スウィフト 
 シャーリー・マクレーン ブラッドリー・クーパー ジュリア・ロバーツ

スペル [映画 *さ]


スペル コレクターズ・エディション [DVD]
「スペル」、観ました。

呪いの呪文を掛けられた女性が、迫り来る恐怖から逃れようと決死で奮闘するホラー。
監督は「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ。

銀行で融資担当として働くクリスティンは、窓口を訪れた老婆と対応した際、トラブルを起こしてしまう。
その日、残業で帰りが遅くなったクリスティンは人気のない駐車場で老婆に襲われる。
格闘の末、怒りが頂点に達した老婆は、クリスティンに対して謎めいた呪文を掛けるのだった。
その後、クリスティンには不穏な影が忍び寄り・・・。

駐車場で火蓋が切って落とされるクリスティンと老婆の壮絶なバトル。
とにかく激しすぎて、唖然としてしまいます!
老婆も老婆だけど、クリスティンも中々のもので、その応酬からは一見大人しそうに見える彼女の本性を垣間見る事が出来るのかも。
クリスティンの反撃で思わぬ痛手を受けた老婆は、ついに呪いという最終手段を実行。
呪いを掛けられてしまったクリスティンは一体どうなってしまうのか?
また、この呪いを解くことは可能なのか? 

・・・とまあ、こんな感じのホラー映画です。
ワッと驚く場面もあれば、ウエェ~と眉間にクッキリ皺を刻んじゃうくらい気持ちの悪い場面もあり。
そんな恐怖シーンを挿みつつ、実に軽妙なテンポで物語は展開して行きます。
ホラーと言ってもジワジワと纏わり付くような恐怖では無いので、ある意味観易い。
気色の悪いアレやコレやも、悪趣味だけど拒絶反応が出る一歩手前くらいの塩梅が流石という気がしました。
怖さと相まって、何故か笑いが漏れてしまいそうになる辺りも不思議な魅力。

最初から最後まで一貫したテンポを保ち、ダレる事が無い。
よくよく振り返れば、本当に良く出来ていて感心しました。
ホラーってやっぱり、最後の最後まで気が抜けない。
面白かった!

DRAG ME TO HELL  (2009)
 監督 サム・ライミ
 アリソン・ローマン ジャスティン・ロング ローナ・レイヴァー
 ディリープ・ラオ デヴィッド・ペイマー アドリアナ・バラーザ

グリーン・ホーネット [映画 *か]


グリーン・ホーネット (ミシェル・ゴンドリー 監督) [DVD]
「グリーン・ホーネット」、観ました。

覆面姿に身を包み、相棒と共に世の犯罪者と戦うグリーン・ホーネットの活躍を描いたアクションコメディ。
主演はセス・ローゲン、相棒のカトーにはジェイ・チョウ。

実はこの映画、観てきてから1週間ほど経ったのですが、もう頭の中から消えつつあります・・・^^;
それくらい、私にとっては後に何にも残らない映画でした。
もちろん、観ている最中はそこそこ楽しめたような気もしたのですが。
さて、感想を書こうかと後ろを振り返ってみたら、何も出てこなくてビックリしました(汗)

新聞社社長で仕事人間の父親を持つブリットは、幼い頃から寂しさを抱えてきた。
成人した今では父への反発から放蕩し放題。
ある日、蜂に刺されたショックで父が急死し、新聞社の跡を継ぐことになる。
父親の運転手だったカトーは凄腕のカンフーの使い手で、車を改造する腕前もピカイチだった。
その頃、ロサンゼルスではギャング・チュドノフスキーが幅を利かし治安は悪化。
ブリットはカトーと共に覆面に身を包み、正義の味方となって街に飛び出すのだった。

そもそもコメディなので、頭をカラにして楽しめればそれでいいのですよね。
そんな風な気持ちで観て、帰って来て、今に至り、感想が浮かばない・・・困った^^;
良い所を上げるとしたら、カトー役のジェイ・チョウ。
まるっきり見るのも聞くのも初めての方だったのですが、身のこなしもスマートで笑顔がキュートでした。
台湾出身の歌手、作曲家、俳優、等々、非常に多彩な方のようですね!
劇中でもピアノを弾いてましたが、もっと聞きたかった。
ジェイ・チョウ、この名前とあの笑顔はもう絶対忘れないかな、って感じ。
(中身は残らなかったが、彼は残っていた^^何故かホッと一安心)
映画の最中に何を楽しみにしていたか?と言われたら、きっと彼だったんだと思います。
(あと、初めのほうにちょこっと出てきたジェームズ・フランコ^^*)

セス・ローゲンもあんまり良く知らないので(多分、「スモーキング・ハイ」しか観たことが無い筈)、こんな感じの芸風かな~、くらい。
キャメロン・ディアスは存在感が薄かった。「ナイト&デイ」ほどのキュートさは感じられず。
ギャングのボス役のクリストフ・ヴァルツは何かちょっと、キャラがアホ過ぎて気の毒でした^^;
比べるのもアレですが「イングロリアス・バスターズ」の時とは雲泥・・・。
あれれ、だんだん酷評めいて来てる!?
もう、この辺で止めとこうかな^^;
 
2Dしかやってなかったのですが、全然OKでした。
むしろ2Dで有り難かったかも^^
そろそろ何でもかんでも3Dにしちゃえ~、みたいなのは止めにして頂きたい。

THE GREEN HORNET  (2010)
 監督 ミシェル・ゴンドリー
 セス・ローゲン ジェイ・チョウ キャメロン・ディアス クリストフ・ヴァルツ
 エドワード・ジェームズ・オルモス デヴィッド・ハーバー トム・ウィルキンソン
 エドワード・ファーロング ジェイミー・ハリス ジェームズ・フランコ
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