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ラスト・オブ・モヒカン [映画 *ら]


ラスト・オブ・モヒカン [DVD]
「ラスト・オブ・モヒカン」、観ました。

1757年、北米大陸の領土をめぐりイギリスとフランスが戦火を交えていた頃。
モヒカン族の若者とイギリス指揮官の娘が恋に落ち、激動の時代を生き抜く姿を描いた歴史ロマン。
マイケル・マン監督、ダニエル・デイ=ルイス主演、1992年の作品。

この映画は過去に何度か観たことがあって、個人的にはお気に入りの作品です。
それでも暫らく振りの鑑賞でした~。
確か今回の前に観たのって子供がまだ小さかった頃だと記憶してるので、10年くらいは経ってる筈。
先日、BSで放送されていたので、“これはこれは!観ないかんやろっ”とすかさず録画。
久しぶりだったけどやっぱり面白かった、好きなものってあんまり変わらないんだなぁ^^

イギリス指揮官の娘・コーラとアリス姉妹は父親が駐屯する前線の砦へと向かっていた。
道案内である先住民・マグアはフランス軍のスパイであり、山深くに差し掛かる頃を見計らって仲間と共に襲撃を開始、イギリス兵士は次々に命を落とす。
その場に偶然居合わせたモヒカン族のホークアイ、父親のチンガチェック、弟のウンカスは姉妹を救い出すことに成功。
彼女らを砦まで送り届けるため、共に旅を始めたホークアイたちだったが・・・。

価値観のまったく違った二人が出会い、はじめは反発するもやがてお互いに強く惹かれ運命の恋に落ちる・・・というメロドラマの王道。
イギリスから未開の地へと足を踏み込んだお嬢様、しかし芯は強く理想も高い女性と、神秘的でしなやかな精神の持ち主である先住民族の青年(ホークアイは幼い頃に両親を亡くし、チンガチェックの養子となったためモヒカンの血は引かないが、魂はモヒカン族である。)が、行動を共にするうちに真心に触れ、育った環境や価値観を越えて愛し合うように。
行く手を遮る戦火、また他部族の執拗な追跡から逃れるうちに、2人の絆はより強く、確かなものになって行きます。

砲弾が飛び交う緊迫した戦場、まだまだ手付かずの大自然が残る大地の中で繰り広げられる物語。
軽やかに山野を駆け抜けるモヒカン族の姿も臨場感あり。
激動の時代を背景に、運命に翻弄されながらも一途に愛を貫く恋人たちの姿を描いた一大アクション・メロドラマです~。
とは言っても、実はホークアイ&コーラよりもウンカス&アリスのカップルの方が印象深いかも。
こちらのカップルは真に精神で結ばれた仲、というか永遠に汚れ無き魂のまま結ばれた・・・と言う感じがして、いつ観ても泣いてしまうのです。

それにしても久し振りに鑑賞したら、ちょっと複雑な心境になってしてしまった!
その昔は敵役のマグアが、ものっすごいオッサンに見えていた訳です。
オッサンの割に俊敏やな~、とか。
でも今回はそれ程のオッサンにも見えなかったし、それどころか意外と逞しく若かった事に驚いた~。
マグアを演じたウェス・ステューディは当時45歳、つまり私がその歳に近づいてしまってオッサンだと思わなくなってしまった・・・って事実!!ひえぇ~、フクザツ~。
チンガチェックなんてお爺さんだと思ってたのに!(シツレイな奴ですね^^;お許しを)
こちらもそんな爺さんでもなかったし・・・。

まさかこんな所で自分の歳を実感する羽目になるとは、思ってもみんかったですよ~(笑)

THE LAST OF THE MOHICANS  (1992)
 監督 マイケル・マン
 ダニエル・デイ=ルイス マデリーン・ストウ ジョディ・メイ
 ラッセル・ミーンズ スティーヴン・ウォディントン エリック・シュウェイグ
 パトリス・シェロー ウェス・ステューディ コルム・ミーニイ
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