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ヒックとドラゴン [映画 *は]


ヒックとドラゴン ボーン・クラッシャーの伝説エディション [DVD]
「ヒックとドラゴン」、観ました。

バイキングの少年と傷ついたドラゴンとの友情を描いた冒険アニメ。

長年に渡りドラゴンと戦いながら暮らしてきたバーク島のバイキング達。
手ごわい相手との百戦練磨で男達のみならず、女達の腕前もたいしたもの。
そんな中、ヒックという少年だけは浮いた存在。
気弱で争いごとに向かない彼は、島のリーダーである父親からの信頼も得られずにいた。
そんなある日、森の中で傷付き飛べなくなったドラゴンと出会ったヒックは、心配で毎日様子を見に行くようになる。
ヒックはドラゴンに“トゥース”という名前を付け、少しずつ信頼関係を築いていくのだった。

これはヒック少年の成長物語。
トゥースと関わるうちに、ヒックはあることに気付くのです。
人間がドラゴンを恐れているのと同じように、彼らも人間を恐れている。
恐怖が敵意を生み、憎しみを煽っていることに。
それは果たして正しいことなのか。
先祖代々“ドラゴンは悪だ”と信じ、それを疑う事なく戦いを続けてきた部族に、所謂はみ出し者であった少年が新風を吹き込んで行くことになります。
その風はバイキングらのそれまでの価値観を吹き飛ばし、ドラゴンたちとの新たな生き方を創造していく・・・。
ヒックの成長であり、そこに生きる全ての者達の成長を描いた物語。

伝説のドラゴンが生き生きと躍動する、アニメーションンならでは、といった作品。
何よりもトゥースに乗って空を飛ぶヒックの映像はスピード感と生命力に溢れています。
流れる雲やきらめく海原、感嘆するほど美しかった。
人物の表情なんかもきめ細かで、いつもながらにアニメーションの技術向上にも驚かされました。

劇場では3Dで公開されていたようです。
正直、3Dの必要性に疑問を感じたりする事もあるけれど^^;、本作は3Dで観たかったかな、と思ってしまいました^^

HOW TO TRAIN YOUR DRAGON  (2010)
 監督 クリス・サンダース ディーン・デュボア
 ジェイ・バイシェル ジェラルド・バトラー アメリカ・フェレーラ
 クレイグ・ファーガソン ジョナ・ヒル T・J・ミラー
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