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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 [映画 *さ]


スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」、観ました。

ダース・ベイダーの誕生に至るまでを描いたシリーズ最終作。

先のクローン大戦から3年後・・・、シス卿の暗躍により分離主義者たちの力はより増していた。
苦境にたつ共和国とジェダイの騎士軍に追い討ちを掛けるように、ダークサイドの力はアナキンに迫りつつあった。

アナキン、ダークサイドに墜ちちゃったね・・・。
前作でパドメとの秘かな恋を成就させたアナキン。
とても愛が深い人だと思うのです。
自己の内にあるあらゆる感情を抑制し、それに流されること無く常に己を律するのがジェダイの騎士。
しかしアナキンの愛はパドメに真っ直ぐに注がれ、彼自身の手に負えないほど募っていく。
深い愛は、やがて執着へと姿を変える。
ダークサイドにつけ入る隙を与えてしまいかねないのだ。
その不安は的中し、暗黒面の深い闇はアナキンを捕らえて離さない。
シス卿ダーク・シディアスの敷いたレールの導くままに、走り出してしまう若きジェダイ。
旧三部作で悪の権化の如く思われた、ダース・ベイダーが誕生する瞬間です。

暗黒面は特別な場所に存在するのではなく、誰の心もその気になれば容易に堕ちてしまえるほど、身近で息を潜めているのかも。
コインの裏と表のように、心の裏側に広がっている物なのかも。
アナキンもあっという間に、その闇に飲み込まれてしまった。
それほど彼が受けたダメージは大きかった。
思えばアナキンが駆けつけるまで生かしておいて、彼の腕の中で逝った母をあんな目に遭わせたのもシス卿のさしがね?
パドメと恋に落ちるような境遇をお膳立てしたのも?
何事にも長い時間を掛けて画策して来た筈ですからね。
ダース・ベイダーも元は愛に溢れた若者だったと思うと、なんだか可哀想に見えるものです。

アナキン×オビ=ワンとダーク・シディアス×マスター・ヨーダ、それぞれの一騎打ちを畳み掛けるように見せるラストの戦いは手に汗握りました。
特にアナキンとオビ=ワンの師弟対決はやるせない気持ちがこみ上げた。
まさかこんな事にという落胆と、弟子を救いあげる事ができなかったオビ=ワンの無念さ。
そしてこの後、旧3部作へと歴史は引き継がれていくのですね~。

今回、ハイビジョンの美しさを堪能しました。
背景の小っちゃな小ちゃな光まで見事に映し出されていて、画面いっぱいに溢れる映像は細部まで楽しめた。
こういうのに慣れちゃうと、もう後戻りはできないね~^^(ブルーレイ、欲しい!)

STAR WARS:EPISODE Ⅲ-REVENGE OF THE SITH  (2005)
 監督 ジョージ・ルーカス
 ユアン・マクレガー ヘイデン・クリステンセン ナタリー・ポートマン
 イアン・マクディアミッド テムエラ・モリソン アーメッド・ベスト
 アンソニー・ダニエルズ ケニー・ベイカー サミュエル・L・ジャクソン
 フランク・オズ クリストファー・リー ジミー・スミッツ
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てくてく

きささん。
こんばんは^^
いつもnice!をありがとうございます。

xml-xslさん。
こんばんは^^
いつもnice!をありがとうございます。

haruさん。
こんばんは^^
いつもnice!をありがとうございます。
by てくてく (2010-07-29 20:16) 

hash

最後の最後にダースベイダーが登場したときは、ゾクッと来ました。
最近でも日本の某CMに登場するなど、人気の悪役ですね。
by hash (2010-07-29 23:01) 

てくてく

hashさん。
こんにちは^^
やっぱりダース・ベイダーが登場しないと、ですね。
あのテーマソングも来た来た~、って感じです^^
nice!&コメント、ありがとうございます。
by てくてく (2010-07-31 14:34) 

てくてく

おぉ!次郎さん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。
by てくてく (2010-08-01 16:57) 

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