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デュプリシティ~スパイはスパイに嘘をつく~ [映画 *た]


デュプリシティ [DVD]
「デュプリシティ~スパイはスパイに嘘をつく~」、観ました。

元イギリスの諜報員にして現在は産業スパイのレイ。
目下、ライバル企業が開発中の新製品に関わる情報を収集中。
チームのメンバーには、かつてレイから機密情報を盗んだ経験をもつ元FBIの女スパイ・クレアの姿も。
過去のいきさつから反目し合っているかのような2人だが、実は裏で手を組み密かなたくらみを企てていた。

ジュリア・ロバーツ&クライヴ・オーウェンがスパイに扮したクライム・サスペンス。
脚本・監督は「フィクサー」のトニー・ギルロイ。
私が持っているトニー・ギルロイ作品の印象はと言うと・・・
とにかく頭を使わないとついて行けない。
のんびり画面を眺めてたりしたら、置いてけぼりを食らっちゃう可能性大。
だから頭をフル回転させてなきゃいけなくて、ちょっと疲れる難しい作り。・・・って感じかなぁ。

台詞もよくよく聞いてないと、“え?今、何の話をしてるの?”とDVDを戻しちゃう、戻しちゃう^^;
時間の経過にしても、過去と現在を行ったり来たり、というのが多いしね。
そういうのを一生懸命処理するので一杯いっぱいで、緻密な脚本を堪能する所まで辿り着けなかった。・・・それが前作「フィクサー」の時の印象。

今作は大分軽めなお話になってはいるけど、それでもやっぱり頭は使うし印象は変わらないかな~。
ライバル企業が密かに開発した新商品、発売されたら大ヒット間違いなしという“超企業秘密”を巡って産業スパイが暗躍。
騙し合いに次ぐ騙し合いで、今回の脚本もかなり入り組んでいます。
でもその割りに、“最後はこうなるんじゃないの”と思った通りの結末になって、ちょっと肩透かし^^;

基本的に主役の2人は少し天然キャラ?
ネタバレかな?反転します(と言うか、恋は盲目状態になってしまって、すでに腕利きのスパイとしては通用しないって所なんでしょうか? 2人きりのシーンは殆ど、痴話ゲンカ。仕事の話をしてても痴話ゲンカの続きみたい。 こんなだから、騙したはずが一杯食わされてしまったラストにも納得しちゃう。 一見仕事が出来そうな2人がこんなキャラ設定・・・ていうのも、ちゃんと狙ってのことでしょうね。 そんな所はやっぱ上手い。

いっぱい頭を使って観た割りには、残念ながら面白さが比例してなかったかも(汗)
もしかしたら、あんまり相性良くない監督さんかな?と、思ったりなんかして^^;
あ、でもオープニングのところのトム・ウィルキンソンとポールジアマッティの、いい歳したオジサンが取っ組み合いシーンはメチャ面白かった。
何かすごくセンスある~、って感じがして。
あれ?褒めてんだか、そうじゃないのか分かんない感想になっちゃいましたね^^

DUPLICTY  (2009)
 監督 トニー・ギルロイ
 ジュリア・ロバーツ クライヴ・オーエン トム・ウィルキンソン
 ポール・ジアマッティ
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hash

>取っ組み合いシーン
↑や主演2人の痴話喧嘩?など、本編とは別のところは面白かったですが、お話そのものはイマイチでした。^^;
by hash (2009-10-28 23:34) 

てくてく

xml_xslさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

トメサンさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

てぷこだんさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

hashさん。
こんにちは^^
センスのいい監督さん、というのは分かるのですが、
何となく分かりにくくて、私は苦手なのかもしれません^^;
ジアマッティも出てたのにな~(←何気に好き^^)
nice!&コメント、ありがとうございます。

アクアマリンさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

るるさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

shinさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。

ますさん。
こんにちは^^
いつもnice!をありがとうございます。
by てくてく (2009-11-01 10:01) 

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