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ヒトラーの贋札 [映画 *は]


ヒトラーの贋札
お久しぶりの更新になってしまいました^^;
映画は何本かDVDで観たりしてたのですが。
3連休と共に夏休みが始まりましたね。
そう、昼間の私の自由時間は、夏休みの間はしばしおあずけ。
パソコンに向かう時間自体も作れなかったりするので、DVDを観ても記事に出来なかったりです。
8月終わりまでは、映画館へと足を運ぶ機会も少し減りそうな予感。
(子供と一緒にアニメなどは観に行くと思います^^)
その上、暑さにもめっぽう弱く、連日の猛暑に身体の水分と共にやる気も蒸発しつつある私。
せっかくお越しくださった方もいらっしゃるのに、更新してない状態が続き、すみませんでしたーーー(>_<)
ぼちぼちマイペースですが、頑張るぞ~(^o^)/

と言うわけで「ヒトラーの贋札」、観ました。
第二次世界対戦中、ナチスドイツにより計画された贋札づくり。
収容所に連行された技術者達は、その優れた才能に目を付けられ紙幣贋造を強要される。
拒否すれば命はなく、贋札をつくれば世界経済の混乱をもくろむナチスに加担することになる。
技術者達の恐怖と苦悩を描く、2008年アカデミー外国語映画賞受賞作。

贋札づくりは収容所の中でも、四方を壁に囲まれ隔離された作業所で行われています。
壁の外からは連日、収容された人達に対してのナチスによる容赦ない様子が聞こえてきます。
技術者達は他の者が持ち合わせていない贋造の技術のおかげで、優遇された立場とも言える。
でもそれも死と隣り合わせの状態には変わりなく、ピリピリと張り詰めた空気が常に支配しています。

紙幣やパスポートの天才贋作師サリーは、その罪で逮捕されたが腕を見込まれ、贋作作業所のリーダーに選ばれる。一見、ぶっきら棒で悪そうなサリー、だけど中々に仲間思いの男です。
そう言えばバーを経営し、裏でパスポートの偽装をしていた時も、その世界でサリーは慕われていたように見えました。
生きるためには、持てる力を贋札づくりに懸けるしかない。
サリーを慕う若者、信念を曲げず贋造に反発する者、嘘をついて作業所に潜り込んだ者。
いつ命が奪われるか分からない瀬戸際で、サリー始め技術者達の緊迫した日々は続きます。

昨年同じくアカデミー外国語映画賞を受賞した、「善き人のためのソナタ」もドイツの作品でした。
反体制的と判断された人間の行動を、とことんまで監視・盗聴するシュタージと呼ばれた国家の役人の男が、ある芸術家の男女を監視するうち芽生える感情を描いた作品。
その「善き人のためのソナタ」も、今回の「ヒトラーの贋札」も、扱っている題材が非常に興味深いものであり、実際にこのような事が行われていたのかと思うと、最後まで引き付けられて観ました。
今まで知らずにいたこのような出来事、映画になる事によって少しですが歴史を垣間見れたような気がします。

[DVDで鑑賞]

THE COUNTERFEITER  (2007)
 監督 ステファン・ルツォヴィツキー
 カール・マルコヴィクス アウグスト・ディール デーヴィト・シュトリーゾフ
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Betty

わたしも今週の週末に観ようと思います!
何度も観るような映画ではないですが1度は絶対観たい映画です。
by Betty (2008-07-23 11:45) 

てくてく

Bettyさん。
おはようございます^ー^
そうですよね、1度は観ておきたい作品ですよね。
昨年に続き、ドイツ映画が外国語賞を受賞しています。
派手さはなくとも、じっくりと描かれている作品が
多いような気がします。
ご覧になってみてくださいね^^
nice!&コメント、ありがとうございます。

xml_xslさん。
おはようございます^ー^
いつもnice!をありがとうございます。
by てくてく (2008-07-24 07:39) 

てくてく

Labyrinthさん。
おはようございます~^ー^
nice!ありがとうございます。
by てくてく (2008-07-25 07:50) 

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