その名にちなんで [映画 *さ]
「その名にちなんで」、観ました。
インドからアメリカに移住した一組の夫婦。
やがて子供にも恵まれ家族の日々は続いていく。
一家を通して家族の絆を描いた作品。
お見合いのような形で知り合い、慣れないアメリカの地で故郷を思いながら暮らす妻。
夫は優しい人です。寂しい思いを抱える妻を思いやる事を忘れない。
多分、嫌なら結婚、ましてや国を離れるという決心は出来ないと思うので、この人なら愛せるという予感はあったはずでしょう。
相手を知る時間もなく結婚して、その後生活をしながらお互いを知り、愛を深めていく。
何となく我慢の連続のような気がしますが、この夫婦は穏やかに時間を紡ぎ、家族の絆を深めていきます。
親が子供に名前をつける時は、願いとか希望とか何かしら特別な思いが込められていると思います。
この一家に生まれた長男にも、父親の過去にまつわる出来事からちなんだ名前がつけられています。子供は余り気に入っていない様子ですが。(その由来を知るまでは)
親が子供を思う気持ちはどこの国でも同じで、そんな親をちょっとうざったく感じる子供の気持ちもどこも同じですね。
うちでも最近、生意気になってきた我が子と接すると、生意気だった自分の姿を思い出すことがあります。いつまでも小さいままではなく、成長して、いつかは巣立っていくのかと思うとかなり寂しいです。
それと同時に、自分の親も同じ道を先に行く先輩で、過去にはこんな気持ちを味わいながら子育てをしてきたのかとしみじみ。そんな風に家族の事を思いながら鑑賞しました。
映画では、インドの文化をのぞき見ることも出来ます。
人や物でごった返す雑多な街並み。
川で洗い、そのほとりに干された色とりどりの洗濯物。
艶やかな化粧の結婚式。白装束で遺灰を川に流すお葬式。
遺灰を撒く、そのすぐ傍らで水浴びをする姿も。
アメリカ生まれの子供達がインドに帰郷し、そのルーツに触発される場面もあります。
故郷というのも家族や命と共に、繋がっているのでしょう。
[DVDで鑑賞]
THE NEMESAKE (2006)
監督 ミーラー・ナーイル
カル・ペン タブー イルファン・カーン ジャシンダ・バレット ズレイカ・ロビンソン
xml_xslさん。
こんにちは^ー^
いつもnice!をありがとうございます。
by てくてく (2008-07-02 14:25)
エイジさん。
こんにちは~。
nice!をありがとうございます
by てくてく (2008-07-05 13:29)
映画で外国の文明を知るのもいいですよね。
by Morimo (2008-07-06 21:30)
Morimoさん。
こんばんは^^
そうですよね、普段なかなか触れる機会がないですからね。
旅行なんかもそうそう行けないし・・・。
映画を観て、歴史とか勉強になったりする事あります。
知らない事だらけなんですよね。
nice!&コメント、ありがとうございます。
by てくてく (2008-07-08 00:13)